今も昔もオシャレは足元から。「ロングドレスならどうせ靴は見えない」と無頓着な人もいるかもですが、ショートドレス、ロングドレス問わず、大切なお友達、新婦の為のブライズメイド。「ブライズメイドの靴をどうする?」と、いつも以上に品定めしている人は多いと思います。
「ブライズメイド+靴+お洒落」とかでネット検索してもセンスの良い靴は発見出ません。これがネット検索の限界。ネット上の記事は誰が書いたか、ファッションを理解しているかさえわからない、そんな書き散らした記事ばかり。あなたはウンザリしていませんか? 私は私の記事をパクる人にウンザリしています。
ブライズメイドのドレスの選び方についてはまた別の機会に書かせていただきますが、今回は「靴」のお話。それではブライズメイドの靴は全員合わせるべきでしょうか、それとも合わせる必要は無いのでしょうか。
ブライズメイドの靴は全員合わせる?合わせない?
ブライズメイドは本来、プロテスタント系のキリスト教徒の伝統ですから、敬虔なクリスチャンとすれば全員同じドレス、同じ靴であるべきです。日本では非常識とされる白いドレスをブライズメイドが着用することも欧米人にすれば問題はありませんが、花嫁に配慮して、ピンク、ブルー、イエローなどの明るい色のロングドレスを選ぶブライズメイドが多いのです。
しかしながら、欧米人でもブライズメイドの靴を合わせるか合わないかは人それぞれに意見は異なります。欧米ではブライズメイドのドレスは$300以上のグレードを選ぶのが常識。レンタルでもレンタル料金$100以上のドレスを着用するのがマナー。
ブライズメイドに経済的負担をかけさせたく無いとの理由から「手持ちの靴で良い」との意見はありますが「手持ちの靴が良い」ということでもなさそうです。
欧米ではメイド・オブ・オナーもしくはメイトロン・オブ・オナーがコーディネートを仕切りますから、ブライズメイドが手持ちの靴を勝手に履くことはまずありません。
だけど、ここにアクセスしたあなたはウェディング・ファッションとしてのブライズメイドをお考えでしょうから、ファッション的な「ブライズメイドの正しい靴の選び方」のお話をさせて頂きます。
オシャレな女性達のブライズメイドの靴選び
高度なファッションセンスを持つ女性達、いわゆるファッショニスタのブライズメイドの靴選びには概ね3つのパターンがあります。
基本的にブライズメイドの靴は「ヒールの形状と高さと素材」を合わせます。完璧に実現するには綿密な購入計画が必要です。
- 同一の靴を全員で揃える
- 同一のデザインで色違いの靴を揃える
- 同色・同素材でデザインの異なる靴を揃える
赤いドレスのブライズメイドは同じテキスタイルの全員異なるデザインのドレス(おそらくオーダーメイド)を着用し、ヒールの形状と高さとメタリックな素材で全員違うデザインの靴をセレクト。
かなり高度なコーディネートですが、こういう画像を見て「全員バラバラの靴でもいいんだ」とカンチガイするのは困ります。ヒールの形状と高さと素材が同じで、異なるデザインの靴を各自が気にいるデザインで何種類も見つけるのはお揃いの靴を選ぶより大変ですが、そうした手間暇を惜しまないブライズメイドに新郎新婦は感激してくれるはず。
ファッショニスタのコーディネートアイデア
高度なファッションセンスを持つ女性達には学ぶべきブライズメイドのアイデアが豊富にあります。
悪魔に誰が花嫁かをわからなくすることを目的としたブライズメイドの起源を考えれば特別なことではありませんが、欧米のブライズメイドは花嫁とお揃いで髪をブロンドやブルネットに染め、ヘアスタイルも真似ることがあります。
異なるデザインのドレスを着用する場合は同じ靴で揃えることで、ブライズメイドとしての統一感を高める効果が得られます。
テーマカラーはドレスで使うものと思い込みがちですが、靴でテーマカラーを使うのもオシャレ。シックなドレスにテーマカラーの靴を揃えたブライズメイドの登場には意表を突かれることでしょう。
欧米のブライズメイドは花嫁と似たブーケを持ちます。全員ネイビーのシンプルなワンピースで、靴をブーケのビビッドな色を選んでそれぞれ色違いの靴を履いたコーディネートも。
ブーケと靴のカラーコーディネートは日本人のブライズメイドにはまだ一般的に取り入れられていないアイデアかも知れません。
「ネイビーのドレスにピンクの靴なんか合わない」そう考える人もいるとは思いますが、ブライズメイドは「女性達全体のコーディネート」が前提だからこそ、ひとりではありえないコーディネートがブライズメイドならではの「特別感」を演出するのです。
ブライズメイドは「靴勝負」
ハワイの様なリゾート地ではパンプスではなく、ゴールドあるいはシルバーのパーティミュール、パーティサンダルが似合いますが、それは当然の選択と言えます。
シンプルなドレスにデザインに遊びの無いパンプスを合わせてしまうとブライズメイドというより、夜のカクテルパーティ的なコーディネートになってしまいます。インスタグラムなどでブライズメイドの集合写真を拝見することがありますが、日本人のブライズメイドは残念ながらそれに当てはまることが多い様に感じます。
ブライズメイドのコーディネートは「靴勝負」と言えますが、日本ではブライズメイドが知られてから日が浅く、ドレスを着る文化が若い女性に殆ど無いので仕方ないのでしょうか。
ネット上に書き散らかされるいい加減な解説記事にも責任があります。だけど、この記事を読んだあなたは既に「結婚式でドレスをお揃いで着たらカワイイよね」程度の認識ではないはず。
パーフェクトなブライズメイド 3つの構成要素
ドレスを普段着ることの無い人にすればどんなドレスを着てもそれだけで特別な気分になるとは思いますが、大切なお友達の為のブライズメイドだからこそ、ハレの日ならではの「妥協の無いあなたの気持ち」が大切です。それは必ず新郎新婦に伝わるはず。
- ウェディングに相応しい、格調高いドレス
- 普段とは違うハレの日らしい特別感を演出する靴(基本的に黒は避ける)
- コーディネートされたフラワーアイテム
ブーケを持たないのであれば尚更、ハワイウェディングではハクレイやレイを必ずコーディネートしてください。ピンヒールに拘る場合はローケーションを調査しましょう。ハワイでは教会周辺の芝生を歩くことが多いのでウェッジヒールが無難です。
ブライズメイドはレンタルで気軽に楽しんで
できればファッショニスタの様な靴選びが理想と言えますが、日本でほぼ履く機会の無いパーティミュール、パーティサンダルを全員で購入しろとまで私は言いません。
持ってる靴をなんとなく履いてバラバラになってしまうくらいなら、リディアハワイでドレスとパーティミュール、パーティサンダルをお友達とお揃いでレンタルして、頭から足の指先迄ハワイのブライズメイドを楽しんでください。もちろん、フラワーアクセサリもレンタルしています。
「少しでもお金を節約したい」なんて考える人もいるかも知れませんが、日本に帰ればいつでも節約は出来ます。「ハワイでしか出来ない経験」を積極的にクリエイション出来ない人は節約したつもりでも人生において損をしています。
だけど、スマホやPCの前でミケンにシワ寄せて考え込むと疲れます。当店の豊富なラインアップからハワイに到着したあなたの気分に合わせてドレスを選んで靴とアクセサリを選ぶだけ。日本人スタッフがコーディネートをしっかりサポート。「パーフェクトなブライズメイド」なんてカンタンでしょ?最高のあなたをハワイで気軽に楽しんで。
この記事を共有アロハ! オーナーの菅谷です。リディアハワイは皆様のハワイでの素敵なお時間を創造することを使命としています。これからもサービスの向上にムームーレインボーともども、スタッフ一同、取り組んで参ります。記事へのご意見、サービスへのご要望はお気軽に!